【リップル】
プクプクとしたデコボコ感がかわいい！
夏物衣料にピッタリな加工
リップル加工とは
布地にさざ波調のシワや凸凹を与える加工のこと。
「サッカー」や「クレープ」などの織物生地に似たしわ加工です。
リップル(ripple)とは、「縮み」、「さざ波」という意味
おススメアイテム
布地が凹凸しているため、肌に触れる面積が少なくなり、さらっとした肌触りとなります。
夏物衣料にオススメです。
・シャツ、ブラウス
・ワンピース
・スカート
・帽子
・パジャマ
・浴衣、甚平
・マスク
加工方法
綿やレーヨンなど、薄地の織物に、苛性ソーダなどの液を付着させて強度の収縮を起こします。
布地全体にしわを付けたり、糊状の液を部分的に捺染して、縮み模様を作ったりします。
「サッカー」と「リップル加工」の違い
リップル加工のデコボコ感は加工による縮みジワで、
サッカーは糸を織った際の収縮度の差によってできた縮みジワです。
またサッカーはたて糸とたて糸の間にシワがあり、
シワの無い地の部分よりもシワのあるよこ糸の本数が多いため、布地がしっかりとし、厚みが出ます。
出典：監修者 閏間正雄 発行者 田村正隆『服地の基本がわかるテキスタイル事典』ナツメ社 2014年初版発行
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